電動アシスト自転車で巡る四国八十八箇所11月20日 猫に起こされ久万高原へ

  5時ぐらいに目が覚めたが、布団の中で久万高原へのルートを確認したりしてグダグダ過ごす。今日も厳しい旅になりそうなので、気分があがらない。

6時になって部屋の外でしゃがれた猫の鳴き声がするのでドアを開けると、さび猫と三毛猫が部屋に入ってきた。2匹は部屋を点検するようにうろうろして、撫でたら、スッと出て行った。




入れ替わりに黒猫が入ってきて、部屋を一回りして出て行った。

三匹を見送ると、部屋の前にサバ白猫がちょこんと座っていた。カワイイ!!


なんともうれしい、ニャンコモーニングコール。今日も戦えそうだ。猫たちに元気をもらい6時半出発。まずは、国道56号線で内子町を目指す。アップダウンはあるが、電動アシストをオフにして急坂に備える。

内子町から小田川沿いの国道379号線に入る。渓谷の道ではあるが、それほどきつい坂ではないので、電動アシストをオンにするのも必要最小限に留める。ここにも遍路小屋があるので小休止。


国道380号線に入り、道の駅 小田郷せせらぎに着いたのは、9時45分。開店準備中の店もあった。

道の駅のとなりには、確かにせせらぎ。

道に駅で休憩して、しばらく行くとスキーゲレンデの看板。愛媛でスキーができるとは。

この先、道は急激に狭くなり、坂も急になる。もうこうなると林道か国道か分からない。

久万高原町まで、15Km、真弓峠で心が折れそうになる。


心が折れる前に峠越え、鳥の形に剪定した木がある遍路小屋で小休止。バッテリーの消費は25%、エコモードでがんばりすぎた。女性の歩き遍路の方が一人颯爽と通り過ぎて行った。

「お年寄り飛び出し注意」の看板。飛び出すほど、元気なお年寄りがおられるのかな?

久万高原町まで快調に走れたが、町の中心部が近づくと、再び登り坂。ここから、大寶寺、岩屋寺と巡るのだが、再び山越えを覚悟しなくてはならない。少しでも身軽にしたいと思い、バスの営業所があったので、コインロッカーがないか探してみる。営業所の方がいたので、聞いて見たが営業所にはないし、近所で見かけたことも無いとのこと。やむなく、フル装備で出発。大寶寺は、町の中心部からほど近い場所にあった。

お寺への参道は、徒歩で登る。この時12時40分 


44番札所 菅生山 大覚院 大寶寺

標高が高いせいか紅葉も進んでいる。

大師堂と本堂。


芭蕉塚。「薬のむさらでも霜の枕かな」と刻まれているらしい。句意は、病身の身には寒さは身に堪える。こうして旅寝の空で薬を飲む羽目に陥ったときにはなおのこと。

山頭火の句碑もあるそうだが、分からず納経所の人に教えてもらう。石段の横にあった。

「朝まゐりはわたくし一人の銀杏ちりしく」孤高の俳人らしい一句である。イチョウの落ち葉を踏みしめて歩く山頭火の姿が目に浮かぶ。

ご本尊は、十一面観世音菩薩。真言は、おん まか きゃろにきゃ そわか 災難除け・病気平癒・財福授与・延命・極楽往生など。

焼山寺を後回しにしているので、次の岩屋寺でちょうど折り返しである。県道12号線を進むが、いきなりの急坂。峠御堂トンネル前の遍路小屋で呼吸を整える。

歩道のない623mの峠御堂トンネルを駆け抜ける。交通量が少ないからいいが、本当に危険だ。

その先もアップダウンが激しい。また戻ることを考えると降りも全然うれしくない。

14時、岩屋寺の駐車場到着。細い参道には大判焼きやお土産店が並ぶ。

有名な「まだまだこれからじゃ 岩屋の坂と人生は」の看板。下に英文もある。

小さい金剛力士像。


45番札所 海岸山 岩屋寺

山門の先にも道は続く。

ようやく建物が見えてきた。

大師堂と本堂。少し雪が残っている。標高700mだそうだ。


紅葉もかなり進んでいる。


「極楽橋」を渡り下山。

ご本尊は、不動明王。真言は、のうまくさんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うん たらた かんまん 魔を払い災厄を砕く力を持ち、悪霊退散・立身出世・除災招福・商売繫盛などの利益がある。

帰りは古岩屋で休憩。

水の浸食で出来た穴の開いた岩が独特の景観を形作っている。

バス停にはトイレと休憩所もある。

紅葉はピークを過ぎているのだろうか。奇岩が大分県の耶馬溪を彷彿させる。


しばらく行くと平家の供養塔がポツンとある。調べてみたが情報は得られなかった。平家の落人の子孫の方がいて建てたのかも知れない。


 山越えはもういやだ。

本日の宿泊先は、「やすらぎの宿 でんこ」。でんことは、チャンチャンコを着た子供のことだそうだ。食堂と宿を掛け持ちしている。

18時半近くのドラックストアmacで、どでかのり弁等購入。お風呂は広い岩風呂で気持ちよかった。今日もなんとか、難所をクリアできた。 



宿泊費:5,000円

飲食費:761円

納経料:600円

 

総移動距離:81.1km



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