小倉南区道原浄水場とその先
小倉南区の道原浄水場は、菅生の滝に行く途中にある。トイレも設置されている駐車場から、すぐの場所に土堰堤があり、ここから浄水場を見下ろすことができる。 浄水場に水を供給する貯水池は、近代化産業遺産に認定されている。近代化産業遺産は、経済産業省が認定した日本の産業の近代化に貢献した建造物や機械などで、地域観光資源として活用することにより、地域経済活性化を目的としているらしい。残念ながら、ここは看板があるだけで、観光資源になっているとは、到底思えない。 もちろん、この静かな水面が観光客だらけになるのは嫌だけど。 明治23年に建てられた道標。「左あかまつの?」と書かれているようだ。現代の道標には「行き止まり」と表示されているが。 「行き止まり」と表示されている方に行くと、道原貯水池。大正2年に佐世保鎮守府の吉村長策建築科長が場所の選定及び設計を行い完成した。旧小倉市最初の浄水場である。 道は貯水池を横切り、対岸に続いている。対岸には、横道があり、林道麻生線があるが、ゲートが閉鎖されている。行き止まりと言えばそうだが、本道は続いている。 舗装された本道は畑川沿いに奥の方へ。電信柱があるので、なんらかの施設があるのだろうか。 防犯灯も設置されている。 畑川に架かるはたばし。 作業用らしき建物。田植えのための苗も準備されている。 魚を飼っているのだろうか? 前方に数軒の家が見えてきた。 誰かいるようだ。 よく見たら案山子だった。 上畑橋が集落の入り口のようだ。ここまで行き止まりと分かっていて、歩いて来ただけでも十分に不審人物だろう。この先に進むと住民の方に通報されても仕方が無い。 集落の入り口付近には、アジサイが綺麗な花を咲かせていた。道標が建てられたのは130年以上前だから、それ以前から人が住んでいたのであろう。道標にある「あかまつ」だが、この近くの山上に赤松太郎義祐の居城である赤松城跡があり、地名の由来はそこからだろうか。