電動アシスト自転車で巡る四国八十八箇所11月16日 七子峠で修行の道場を実感、さらに雨が
朝5時半に目が覚めるが、青龍寺が近いので朝風呂に入り、ローソンで買ったパンなどを食べて7時少し前に出発。ホテルの館内にはお遍路関連の展示がある。
ホテルの外は、すぐ海で公園になっている。
今回の旅で最高級の宿である。
まずは、宿の近くにある青龍寺を目指す。
第36番札所 独鈷山 伊舎那院 青龍寺
なんと、納経所が開くのは8時から。仕方ないので先にお参りをする。そびえ立つ三重塔。
長い石段の上には本堂。
ご本尊は、波切不動明王。真言は、のうまくさんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん 魔を払い災厄を砕く力を持ち、悪霊退散・立身出世・除災招福・商売繫盛などの利益がある。
納経所の前で待っていると、初老の女性が車から降りてきて「開くのは、8時でしょ。私もここで失敗したのよ。」と言った。失敗した割には7時を少し回ったところなのだが。
7時半、高齢の男性が出てきて、納経所でごそごそ始める。7時45分、「どうぞ。」と声をかけられ御朱印をいただく。15分前倒しにしてくれたが、これが貴重な時間になる。
宇佐大橋を渡り、昨日来た道をもどる。写真は宇佐大橋の上から撮影。
親子クジラのモニュメント。昨日は気づかなかった。
海を離れて走っていると電動アシストのママチャリに乗った老婦人に抜かれる。アップダウンがあるのに鬼のように早い。おそらくアシストをフル活用しているのだろう。こちらもアシストをオンにして追撃してやろうかと思ったが、下手に挑発に乗ってバッテリーを浪費するわけにはいかない。
昨日行けなかった清瀧寺へ、ミカン畑の中の急坂を立ちこぎフルアシストでなんとか到着。
第35番札所 醫王山 鏡池院 清瀧寺
地元の人がいて、「よく自転車で登れたね。」と言ってくれた。神峯寺に比べれば…とは言わず、電動アシストっすからと答える。
喫煙所には猫の先客。
ここも景色がよい。
本来、青龍寺から海沿いを走り須崎にゆくのだが、国道56号線で須崎を目指すことにした。道路標識に四万十市まで98キロの表示。時間は9時半を回り、バッテリーもすでに10%使っている。須崎へはアップダウンがあるが、アシストはよっぽどでないかぎり使わずに走る。
須崎市はカワウソの町らしい。道の駅「かわうその里すさき」前のローソンの屋根には須崎市のキャラクターしんじょう君。
道は再び山の中へ、中土佐町の久礼の町を抜けると七子峠まであと何キロという標識が道の脇に立っている。
嫌な予感とともに勾配は急になり、目の前に山塊が見えてくる。「コンニチハ-」と錦鯉の雅紀さんのようにでっかい声で挨拶して駆け下りてくる自転車の青年とすれ違う。きつい坂を越えてハイになっているとしか思えない。標識に従い1キロ進むごとに休憩してようやく踏破する。標高300mの峠だそうだ。
峠を下ると日本人の歩き遍路をちらほら見かけた。
岩本寺のある四万十町に入ると、天気は下り坂、ポツポツと雨が降り出し、札所のある窪川に着く頃には本降りになっていた。
第37番札所 藤井山 五智院 岩本寺
本堂内には、絵画が飾られている。猫の絵がかわいい。
雨の岩本寺、レインウエアを着用。
ご本尊と真言は以下の通り。
不動明王: なうまく さんまんだばざらだん
せんだまかろしゃだ そはたや うん たらた かんまん
観世音菩薩: おん あろりきゃ
そわか
阿弥陀如来: おん あみりたていぜい
から うん
薬師如来: おん ころころ
せんだり まとうぎ そわか
地蔵菩薩: おん かかか びさんまえい
そわか
駐輪場に戻ると寝てこぐタイプの3輪自転車、リカンベント。しかも電動アシスト付きだ。持ち主はカナダから来た女性。ずいぶん楽に移動できるそうだ。お互いご安全に。
雨の中、出発。ガソリンスタンドから出てくる車の背後をすり抜けようとするとスタンド内の金属製の溝に前輪タイヤをとられ、あわや転倒しそうになる。町を抜けるとまた、延々登り坂。何度か登り降りを繰り返し、ようやく海が見えたのは16時半。雨は降ったり止んだりだが、小降りにはなってきている。
黒潮町の土佐西南大規模公園で小休止。
宿へは、四万十川沿いの真っ暗な道を進む。途中、4~5頭のうり坊が目の前を走り抜けた。もう少し早く来ていれば、先頭を走っていたであろう、親イノシシと接触したかも知れない。慌てて先を急ぐと人家があるところにでたが、宿はまだ先であり小休止する。すでにバッテリー残量は20%を切っている。宿について人心地ついたら20時半だった。やはり土佐は修行の道場である。
宿泊費:5,500円
飲食費:1,602円
納経料:900円
総移動距離:123.9km
コメント
コメントを投稿