電動アシスト自転車で巡る四国八十八箇所11月17日 前輪パンク、これも修行じゃ

四万十川の方から鳥の鳴き声や11月なのにカエルのような鳴き声が聞こえてきて4時頃目が覚める。疲れているはずなので、5時過ぎまでベッドに潜り込んでじっとしていた。暗いうちだと、イノシシに遭遇する可能性が高いので、昨日買ったおにぎりを食べたりして夜明けを待つ。

6時半、四万十りばーさいど出発。

昨日走った道は鬱そうとはしているが、朝の散歩の人も居て恐い感じはしない。写真は、うり坊と遭遇したであろう場所。

出発時点で、自転車が重く感じていたが、市街地に入り、ハンドルが取られるようになり、前輪がペチャンコになっているのに気づく。パンクのようだ。

スマホのマップで自転車店を検索すると比較的近くの天神橋商店街に2軒あるようだ。ただし、まだ7時前なので到底開いているとは思えない。四万十橋の近くにも、検索には引っかからなかったが、バイクや自転車を外に置いているシャッターの閉まった店があった。これで候補は3軒。早起きの自転車屋さんがいることを願って天神橋商店街へ。

両店ともにシャッターが閉まっていた。7~8人の警察官が、巡回していたので、一人に事情を話して、朝早くパンク修理が可能なところはないか聞いて見たが、9時か10時ぐらいにしか開かないとのそっけない答え。念のため自転車を押して駅方面へ、そうこうするうちに8時を回ったので、商店街に戻ると、店舗は閉まっているが、修理場所のシャッターが開いていた。奥に声をかけると高齢のご婦人が出てきて、ずいぶん前に店を閉めたと言われた。もう1軒もいつも開けているかどうかわからないが、川の側の店はやっているとの情報を入手した。商店街のもう一軒の自転車屋さんは閉まっていたが、正面のハンコ屋さんが開店準備中だったので聞いて見ると、店主は土佐清水市から通っているので開くのは11時過ぎるだろうとのこと。

残るは、川の側の「YOU SHOP 植村(植村輪業)」様のみ。果たして9時ちょうどに店のシャッターが上がり、店の人が出てきた。この人は他に用事があって出かけるかわりに、父親が自転車修理をするのでと言って携帯で呼び出してくれた。しばらくして高齢の男性が出てきてくれた。パンク修理材を入れていると言うと少し困った顔をされたが、2~30分でできると言ってくださった。


作業をじっと見ているのも、邪魔になると思い近くを散歩した。四万十市役所近所の「四万十川の水」

河川敷には放し飼いの犬。

30分後に戻ると、すっかり直っていた。ガラスの破片が刺さったのが原因で、雨の日にはなぜか多いらしい。パンク修理材と穴を塞ぐゴム糊の相性が悪く苦戦したが、もう大丈夫とのこと。後で調べたら、パンク修理材が入っていると修理できないと言う自転車屋さんもあるらしい。

修理代も1,000円と良心的。この記事を書いている今も、タイヤに何の支障も無い。ご対応感謝します。どうかお元気で。

四万十橋を渡り、足摺岬を目指す。しばらくは川沿いを進む。

道は山道に入り、やがて海が見えてくる。

海沿いの道も、けっこうアップダウンがある。


土佐清水市の漁港を過ぎると、いよいよ足摺岬。アップダウンも、激しくなり、戻ることを考えると憂鬱になる。

遍路小屋があったので休憩。もうすぐ13時だ。

足摺岬の町を抜けて、ようやく到着。


38番札所 蹉跎山 補陀洛院 金剛福寺

境内には大きな亀の像

大きな池もある。


ご本尊は、三面千手観世音菩薩。真言は、おん ばざらたらま きりく 苦難除去、現世利益、病気平癒、厄除け、開運、極楽往生など。

せっかくなので、人生3回目の足摺岬展望台へ。前と同じように水平線がわずかに湾曲している。地球は今も丸いのだ。


ジョン万次郎こと中浜万次郎の銅像。

土佐清水市の松尾にて。雲間からの光が神々しい。

ジョン万次郎の大河ドラマ化は、これまでにない切り口の幕末が描かれると思うので大賛成である。

土佐清水市の市街地を抜けて、海沿いに進む。写真は三崎の海岸。

足摺海底館。昭和47年に開館した海中展望塔である。筆者は小学生の頃と大学生の頃の2回訪れている。今回はパンクの影響で残念ながら、通過。

竜串の海岸。竜串海域公園になっている。

叶崎灯台。


大月町に入るとサンゴを抱えた少女の像。「さんご採取発祥記念像」とのこと。

お月さんももいろ だれんいうた あまんいうた あまのくちひきさけ

の唄もある。土佐藩が珊瑚の存在を厳しく秘匿していたことに由来するらしい。

休憩所で小休止。雨がポツポツ降ってきた。青空も見えるので、すぐにあがると思い進んだが、けっこう降られた。

山の中で日没。また、イノシシが出なければいいが。


山を降りると商店や人家が増えてくるが、宿毛市街はまだまだ遠い。本日の宿泊先、秋沢ホテルに到着したのは19時過ぎだった。値段の割には立派なホテルで、自転車も館内の専用置き場に置かせてもらえた。部屋もツインベットルーム。申し訳ないぐらいリーズナブルだ。

一休みして、サングリーンクリハラで弁当と握り寿司等を購入。パンクというアクシデントはあったが、無事に到着できたのは、熟練修理工のおかげである。


宿泊費:4,000円

飲食費:1,790円

納経料:300円

パンク修理代:1,000円

 

総移動距離:120.1km







コメント

このブログの人気の投稿

「日本で最も美しい村かるた」に応募した短歌が採用された件

北九州市戸畑区 夜宮公園の花菖蒲

添田町 英彦山花園の「ハンカチノキ」