春吉の眼鏡橋と彼岸花 北九州市小倉南区
春吉の眼鏡橋は国道 322 号線から県道 258 号線に入り、ます渕ダムや菅生の滝に行く途中にある。橋は北九州市内唯一の「石造二連アーチ橋」で、大正 8 年( 1919 年)頃に完成した。完成前は、岩の上に板切れを渡しただけの簡単な橋であったが、子守の女の子が転落死したことが建造のきっかけになった。紫川の石を使用したこの橋の建設費は、悲劇を繰り返さないようにと願う春吉の人々の寄付金によるものである。 河原には転落死した女の子を悼むかのように彼岸花が咲いていた。 赤も亦悲しみの色曼珠沙華 中村芳子 彼岸花(曼珠沙華)は不思議な花である。彼岸の頃になると花茎だけが伸び花火のような花を咲かせる。花が枯れてから細長い葉が生えてくる。