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九州一周電動アシスト自転車旅~4月25日 嬉野市から佐世保市早岐その2

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  川棚町に入るとようやく雨がやんだ。片島公園の看板があり、孔雀もいるみたいなので寄り道することにした。     リサイクル工場の独特の匂いのする坂を降りると片島公園駐車場の看板。 その先には、雑草が生えている広場、たった一つのシーソーが寂しく草の中に残されていた。  かつては、ここにたくさんの孔雀がいたのだろうか。ふと、別府貴船城の下でショーをしていたフラミンゴがある日、忽然といなくなってしまったことを思い出した。片島ドリームランドと書かれた白色の球形のものが置かれていた。まさに夢幻のごとくなりである。  駐車場に戻るとトイレは別の名前の公園にあるとの表示、さらに 1 台の車が直進してきたが、途中でバックしてトイレがある方向に曲がっていった。念のため住宅地をぬけ行ってみると漁港。おしゃれなカフェもあり、さらにその奥に片島公園。なんとややこしい。          ←片島公園  もとは島だった片島に 1918 (大正 7 )年、片島魚雷発射試験場が完成、旧日本海軍が佐世保の海軍工廠で製造した魚雷を実際に発射して性能試験を行う場所である。太平洋戦争中の 1942 (昭和 17 )年には埋め立てられ地続きとなり、分工廠が開設された。ここで試験に合格した魚雷は、佐世保鎮守府に納められた。  ここでは、太平洋戦争中、日本海軍のみが完成させ、連合軍に多大な被害を与えた酸素魚雷の発射試験も行われたことであろう。  酸素魚雷とは、昭和 8 年に完成した魚雷で、それまでの魚雷の推進力は圧縮空気で燃料を燃やしエンジンを回す内燃機関型(熱走式)と、電池によるモーター型(電気式)があった。内燃機関型は、推進力が強いが、燃焼に使われない窒素ガス(空気の約 80 %)が出るので魚雷の航跡が分かりやすく、回避されたり、特に潜水艦の場合、発射位置が特定されたりした。一方、空気を使わないモーター型は航跡が分かりにくいが推進力が弱く、射程も破壊力も限界があった。酸素魚雷は、内燃機関型だが、圧縮空気から酸素に切り替えている。酸素のみで燃料を燃やすと出てくるガスは二酸化炭素と水蒸気だけなので、海水に溶けやすく航跡も分かりにくい。さらに射程も長く、旧日本海軍が世界に誇る秘密兵器であった。  ここは、映画「祈り~幻に長崎を想う刻」のロケ地になったとのこ...