電動アシスト自転車で巡る四国八十八箇所11月26日 いきなり疲れる香川県
5時前に目が覚める。5時半には朝食を食べたりして準備をはじめる。今日はかなり寒いみたいだ。昨日と同じ上半身はセーター、下半身はレインスーツのズボンをはいて防寒し、6時40分出発。朝は車も少なく製紙工場群を抜けて海沿いの道へ。涅槃の道場、香川県に本格的に突入である。空には秋らしくうろこ雲。
今日の第一目標は、ロープウェイで雲辺寺に行くことである。昨日の三角寺周辺には、やたらと看板があったが、香川県に入ってからは、なりを潜めている。もうそろそろ国道を外れて山の方に入らねばならないはずなので、自転車を降りて現在地を確認。すると国道ではなく、交差点の先の県道8号線側に雲辺寺の標識、自転車を降りなければ見落とすところだった。こうゆうのは、国道側に設置しないと意味が無いと思うが、カーナビの普及でどうでもよくなっているのだろうか。
そこからは、1kmごとに雲辺寺の標識があるが、ロープウェイのロの字も出てこない。途中コンビニで休憩して、三角寺の一件ですっかり信用できなくなったスマホのマップで確認。コンビニの店員さんにも聞いて見ようとも思ったが、少し先に雲辺寺ロープウェイの看板発見。その先はしつこいくらいにロープウェイの看板。ルートの不安はなくなったが、坂が急になる。途中犬のブリーダー屋さんがあったりして人家もまばらになる。
広いロープウェイ駅の駐車場に到着。観光バスや自家用車がたくさん来ている。駅へ行くと、ちょうど出発直前だった9時20分発のロープウェイに飛び乗る。
かなり混雑しており、座る場所がない。それはそれとして紅葉が綺麗だ。
大規模に木が伐採されて山肌が見えてくる。
もうすぐ山頂駅。標高が高い。
全長2,594m、高低差657mを7分で到着。
山頂駅から四国中央市の工場の煙突が見える。
駅から参道へ、前には団体客を案内しながら高齢の先達さんがゆるゆると進んでいるので、追い越させていただくと五百羅漢。
犬なのか、よくわからない動物を抱いている羅漢。
色々なポーズの羅漢達。
頭をなでているぎょろ目の羅漢。
カッパ頭の羅漢。
羅漢を見ているうちに歩き遍路の下山道に入り込んでしまい戻る。
第66番札所 巨鼇山 千手院 雲辺寺
境内の紅葉は散り始めている。
かわいい狸のお坊さん。
本堂。
おたのみなす。くぐって、腰掛ければ御利益倍増らしいが、貼られているおねがい札がはずれてしまいそうなので止めておく。
大師堂。
マニ車もある。回すとお経を読んだことになる。
なごりもみじ。もうすぐ冬だ。
ご本尊は、千手観世音菩薩。真言は、おん ばざらたらま きりく 苦難除去、現世利益、病気平癒、厄除け、開運、極楽往生など。
山頂公園や毘沙門天展望館もある。普通ならせっかく来たのだから行ってみるのだが、なぜかもう登りたくなくて駅に戻る。疲労がたまっているようだ。
雲辺寺には、香川県と徳島県の県境。
徳島県側は、徳島県立自然公園になっている。
10時発のロープウェイに乗る。降りは空いていて座ることができた。
すれ違うゴンドラ。
もうじき麓駅。
駅入り口にはゴーグルを着けたシロクマとウサギ。冬場には、スキー場であるスノーパーク雲辺寺がオープンするらしい。
駐車場からの景色。ここも、けっこう高い場所にある。
駐車場から少し降ったところにある「雲辺寺ヶ原史跡広場」。1901年から山砲の射撃場になっていたとのこと。写真は砲弾の着弾地点を観測する監的所。
順調に坂を降り、アップダウンはあるものの丘陵地を進む。次の大興寺へは概ね10km。案内標識のおかげで順調に到着。
第67番札所 小松尾山 不動光院 大興寺
県指定自然記念物 小松尾寺のカヤ。樹齢1,200年余りとある。
境内の様子。
掃除をしている方が話しかけてくださった。四国の方は、遍路はあまりしないのか聞いて見ると知り合いがはじめたが、室戸岬あたりで足にマメができてやめたそうだ。
ご本尊は、薬師如来。真言は、おん ころころ せんだり まとうぎ そわか 病気治癒(特に目病)、健康長寿、災難除去、安産祈願、現世利益。
次の神恵院と観音寺は同じ敷地内にあるらしい。観音寺市の市街地を抜けてゆく。道をロストして観音寺市役所のさきでUターン。
第68番札所 七宝山 神恵院
参道の階段を登り、左が神恵院、右が観音寺。
神恵院本堂。コンクリート製の近代的なつくり。
本堂の内部。
巍巍園。紅葉が美しい。
立派な木がある。
大師堂。
ご本尊は、阿弥陀如来。真言は、おん あみりた ていせい からうん 極楽往生、現世安穏のご利益があるとのこと。
納経所に行くと神恵院と観音寺の御朱印を同時にいただいた。順番が逆になったが観音寺へお参り。
第69番札所 七宝山 観音寺
境内にお正月飾りを売っているテント。
うどん、旨そうだな。
ご本尊は、聖観世音菩薩。真言は、おん あろりきゃ そわか あらゆる災難から逃れられ、運気を好転させるというご利益がある。
すぐ、近くに銭形砂絵があるみたいだ。銭形平次のオープニングで、砂絵の中で平次が大立ち回りをしているシーンが記憶にあったので行ってみたかったが、寄り道する気力が残っておらず、次の札所に移動。
第70番札所 七宝山
持宝院 本山寺
塀がなく開放的なお寺。
本堂。
五重塔。
大師堂と大師像。
ご本尊は、馬頭観音。真言は、おん あみりとう どはんば うん ぱった
そわか 無病息災、動物救済、厄除け、旅行安全のご利益がある。
国道11号線に入り、高松方面へ。
これまで、自転車で移動中は、空腹になることはなく、昼食は抜いていたが、ファミリーマートで大きなおにぎりと抹茶ラテを買って食べた。腹が減ったというよりも食事をすることで、少しでも休憩時間を長くとろうとしたのか、連日の移動で交感神経が麻痺したのかわからないが疲れがたまっているのは確かなようだった。
次の札所、弥谷寺へ。風景はのどかになってきたが、坂もきつくなる。鳥坂まんじゅう店まで坂を登ると県道48号線へ、下り坂だ。この道をまた戻ると思うと憂鬱になる。かなり降って、また登り、ようやくお寺の駐車場。しかし、お寺が見えない。ここから、さらに歩いて登らなければならない。
まだまだ先だ。
第71番札所 剣五山 千手院 弥谷寺
山門の脇に鉢を持った顔が真っ黒い人が無言で立っていた。托鉢にしては不気味な感じ。
山門を過ぎても石段は続く。
紅葉が綺麗だが・・・きつい。
ようやく本堂。
見晴らし良好。
弥陀三尊磨崖仏。
大師堂へはさらに登る。
大師堂は、堂内に入ってお参りするスタイル。靴を脱いで、あがらせていただく。
降りもしんどい。
ご本尊は、千手観世音菩薩。真言は、おん ばざらたらま きりく 苦難除去、現世利益、病気平癒、厄除け、開運、極楽往生など。
山門脇には顔の黒い托鉢らしき人がまだいた。チラッと見たら隠れるようなそぶりを見せた。他のお寺で托鉢禁止の張り紙があったので後ろめたさがあるのかな?(後で調べたら托鉢には宗派ごとにルールがあり、少なくとも所属するお寺を明示しなければならないようである。)
16時半到着。
第72番札所 我拝師山 延命院 曼荼羅寺
本堂と大師堂。
夕闇迫る境内。
山門には大草鞋。
ご本尊は、大日如来。真言は、おん あびらうんけん ばざらだどばん 「知恵」と「優しさ」の光で世界を照らすとのこと。
お参りを終えて、16時50分、次の札所はこの先500m。着けてもお参りと御朱印は無理なので、宿泊先の善通寺グランドホテルへ。途中、スマホのポンコツマップのせいで、またも四国こどもとおとなの医療センターの周りで道に迷う。日没後になったが、なんとか勘を頼りに到着。
グランドホテルと言うだけあって立派なホテルだ。結婚式もできるらしい。感じのいいフロントの方が自転車を中に入れてさせてくださった。一休みしてとなりのマルヨシセンターで大阪寿司等購入。本当に今日は疲れた。
宿泊費:5,000円
飲食費:970円
納経料:2,100円
ロープウェイ運賃:2,200円(往復)
総移動距離:84.2km
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