電動アシスト自転車で巡る四国八十八箇所11月14日 電動アシスト、神峯寺に完敗

   5時半に目が覚める。昨日買ったカップヌードルとおにぎりを食べて6時15分出発。

 不動岩の近くに「空海(弘法大師)の足跡」。



    さすが、四国ならではの警告文。不法投棄には弘法大師様もお怒りだろう。

 8時半、奈半利駅到着。土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線の終点駅である。


キャラクターの「なはりこちゃん」。高知県出身のやなせたかし先生作。各駅にもそれぞれキャラクターがいるそうだ。

しばらくは、海岸沿いの道。

田野町に入ると神峯寺の標識。しばらくは平坦だが、ミカン畑が左右に見えてくると急に坂がきつくなる。農作業をしている方が「どこに行くのか。」と声をかけてくれ、道を間違えていることを教えてもらう。広域農道と交わる三叉路で休憩。ここまでは、電動アシストをオンにしてなんとか登れた。この先の車道はつづら折りになっており、坂もさらに急になる。

「真っ縦」と呼ばれるのはだてではない。残り1Kmというところで、電動アシストをパワーモードにして立ちこぎをしてもペダルが動かなくなる。やむなく押して登るが、電動アシスト自転車の重さが裏目に出る。10歩進んで呼吸を整え、また10歩進む。道が狭いので車にも注意しなければならない。

 たどり着いたのは、10時半。約1時間、自転車を押して登った。


27番札所 竹林山 地蔵院 神峯寺

駐車場で呼吸を整えてから参拝。庭園がきれいだ。

  本堂。

仏足石。

標高が高い。よくここまで登れた。

弘法大師の物語が書かれているお堂。大師堂では、まだ若い方が一生懸命、読経していた。

ご本尊は、十一面観世音菩薩。真言は、おん まか きゃろにきゃ そわか 災難除け・病気平癒・財福授与・延命・極楽往生など。

神峯神社の看板があるので、行ってみる。

社務所があるが、人の気配がしない。

本殿も寂しげである。

灯明岩。太古から夜が更けると青白く光っていたのでこの名がつけられたそうだ。天変地異などの異変が起こる前兆として光ると言われており、近世では、日清、日露戦争、関東大震災、日支事変、太平洋戦争、南海地震の前にも見られたとのこと。

近くで見ようと思ったが、草で道が塞がれている。

岩を見られなかったのは残念だが筆者なりに光る岩について考えてみた。青白く光る岩石と言えば蛍石等があるが、あくまでも紫外線等を照射した場合に限られる。色は違うが、石英を多く含む石英片岩や珪岩等であれば、圧力が加えられると、ピエゾ効果(圧電効果)により電圧が生じて石英の礫の内部がオレンジ色に発光することが知られている。オレンジ色のほうが灯明に相応しいし、戦争はともかく地震があれば、今後も発光する可能性があるのではないだろうか。なお、このような伝説がある場所は、UFOの目撃例も多いと、何かの本で読んだ気がする。

お寺の駐車場にもどり、自転車に乗って後悔する。登りがきついということは、下りが恐いのだ。ゆずの歌ではないが、ブレーキいっぱい握りしめてゆっくり下る。前の籠に入れていたリュックも背負って重心が前にいかないようにする。

広域農道までくると、道幅も広く、坂もさほど急ではなく、一気に国道までもどれた。

海を見て思索にふける土佐にゃんこ。


恋人の聖地、大山岬。道の駅大山はリニューアル中。



安芸市営球場。宿が取れなかった原因判明。11月19日まで、阪神タイガースがキャンプ。しかも今年は優勝している。おそらく報道陣やファンで宿泊施設が埋まったのだろう。


高知安芸自転車道。土佐電気鉄道・安芸線の廃線跡を活用し、昭和60年にできたとのこと。意地悪な車におびえながら走らないでよく、快適である。

これは、ケルンか?賽の河原か?

実のなる木のおせったい。残念ながら売り切れ中。

快適なのはここまで、工事中で迂回。他1箇所も工事中だった。

琴ヶ浜。松林のある海浜公園。写真は坂本竜馬の妻、お龍とその妹、君枝の像。桂浜の竜馬像に手を振っているのだそうだ。

自転車道の脇にはスクラップが置かれていている。バイクニャンコにご挨拶。

夜須の近くで自転車道は終わり。国道55号線に戻る。人道トンネルがある。ありがたい。

 人道トンネルを抜けた先に観光案内地図があり、それを見ていると原付バイクに乗った女性に声をかけられる。道に迷っているのではと心配してくれたようだ。この方は近くに住んでおり、手結港が日本初の本格的「堀り込み港」であり、可動橋も有名だと教えてくれた。また、お接待としてミカンを3個くださった。

せっかくなので港に寄ってみると可動橋が動いていた。



ゲストハウス水仙には、16時過ぎに到着。普通の2階建ての住宅である。女将さんはずいぶん明るく話し好きの方で、基本一人で宿をやっているらしい。いろいろな話しの中で特に印象に残ったのは、仕事をリタイアして何回も遍路をしている男性が自宅に帰ると奥さんから「お帰りなさい。次はいつ行くの?」と言われたこと。退職後も亭主、元気で留守がいいと言うわけだ。身につまされる話である。

しばらく休憩して17時半に外に出ると、やけに人懐っこいネコがいた。女将さんのネコではないが、世話はしているとのこと。夜は別のどこかにねぐらがあるらしい。世渡り上手なネコだ。

買い物に行くと女将さんに告げると、自分も用事があるから車でフジグランまで連れて行くと言ってくれた。そうこうしていると、宿泊客がやって来たり、宿の場所がわからないと電話がかかったりバタバタしだした。結局、18時過ぎに連れて行ってもらう。あなご飯など購入し、帰りは歩いた。

宿泊費:4,500円

飲食費:907円

納経料:300円


総移動距離:77.6km

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