九州一周電動アシスト自転車旅~4月25日 嬉野市から佐世保市早岐その1
4月25日、雨。7時半旅館千代乃屋発。
昨日はお客さんがたくさんいたのに、今日は寂しく雨に濡れるシーボルトの足湯。
嬉野市街をぬけると、轟の滝公園。 高さは11mで、三段の轟の滝は、なかなか見応えがあり、公園もよく整備されている。
公園内には、斉藤茂吉の歌碑がある。
「わが病やうやく癒えぬと思ふまで嬉野の山秋ふけむとす」
斎藤茂吉は、大正9年、長崎医専の教授をしていたおり、体調を崩し、雲仙温泉、古湯温泉、嬉野温泉などを渡り歩いて療養したそうである。アララギ派の歌人として教科書にものっている人物であるが、筆者としては作家 北杜夫の父君という印象が強い。
県道34号線の坂道を雨にうたれながら登ると、「長崎県 東彼杵町」の標識。ここを過ぎれば九州島全県回ったことになる。
雨に打たれながら長い下り坂を降りて行くと茶畑が広がっている。道の駅彼杵の庄に着いたのは、9時半。東彼杵茶は日本一だそうである。また、クジラの絵も描かれている。江戸時代初期から大正期まで、300年以上の間、クジラの集散地として栄えた東彼杵だが、捕鯨技術の進歩により、水揚地が福岡、下関などへ移転。この半世紀は欧米の反捕鯨運動の影響もあり、往時の捕鯨業の隆盛はみられないが、クジラの食文化が根付いており、今でもクジラの市が残っているとのこと。ここで、しばらく雨宿りをさせていただいた。
海沿いの国道205号線を佐世保方面へ、雨は小降りになったが、大村湾はどんよりしている。
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