「第三十二回可児市文芸祭」俚謡部門優秀賞及び俳句部門入選受賞

  昨年の第三十一回可児市文芸祭に応募した俳句で優秀賞受賞し、ついでがあったので表彰式の一週間ほど後に賞状と作品集を受け取りに行った際、係の職員の方が「受賞作品の朗読会は素晴らしかったのに。」と言われた。てっきり筆者の作品も朗読されたと思い込んでいて今回は、俚謡部門の優秀賞と俳句部門の入選通知が届いたので行ってみようと思った。

 ちなみに俚謡とは、7・7・7・5の26文字の短詩型文芸だが、詳細は、以下の記事をご覧になっていただければ幸いである。

第45回関市新春文芸作品展 俚謡の部 佳作入選 俚謡とは (lesserkumaneko.blogspot.com)

今回いただいた作品集に選者の先生の総評があり、そこで「県俚協も全俚協も解散状態ですから初心者の指導は行っていません。」との一文があった。この先が心配である。

 ともかく12月1日、8時31分発ののぞみに乗り込んだ。喫煙室のなくなったのぞみに揺られ名古屋まで3時間ちょっと、なんとか我慢できた。ここから名鉄犬山線に乗り換えだが、駅構内と周辺は日曜日とあって人でごった返している。とりあえず、喫煙所がある場所を探して一服。名鉄の駅に戻って犬山行きの電車があったのでホームへ、すぐに来たのは新鵜沼行きの準急。これに乗れば良かったのだが新鵜沼が犬山の先だと知らなかったために次の犬山行きの普通列車に乗り込んだのが大失敗。駅の間隔が狭いせいか、まるでしゃくとり虫のように進む。その間、何本かの電車に追い越された。犬山駅で13時22分発の新可児行きに乗り換え。車窓の景色がのどかになる。日本ライン今渡で下車し、ちょうど名鉄の職員さんがいたので、名古屋までの切符で乗り、犬山で途中下車して犬山城を見学して戻るのは大丈夫かと聞いたが、だめだとことだった。

 可児市文化創造センターまで歩いて行く、優秀賞以上の展示は13時までなので間に合わない。建物はすぐに見えてきた。

 可児市文化創造センター通称aLaへの階段。

マークは翼をイメージしたものだろうか。

かなり、立派な施設だ。文化に対する意識の高さを感じる。

受付に行って、表彰状をいただきに来た旨を伝えると、驚いたように「今、表彰式の最中です。」と言われた。表彰式に参加できるのは上位4賞までで、優秀賞は対象外だと説明すると、奥の事務室に行って別の方を呼んできたが、やはり担当ではないのでよく分からないとのこと。そうこうするうちに、荷物を抱えた別の職員の方が来て、賞状の受け渡しは14時からの朗読会が終わった15時15分からとのことだった。案内状にもしっかり書かれていたので読み落とした筆者が悪い。今回の第一誤算は、朗読されるのが、各部門の最優秀賞である文芸祭賞のみであることで、これは宿を予約した後に案内を読み返して知っていた。第二の誤算は、優秀賞以上の展示は13時までなのに普通列車に乗ったため間に合わなかったこと。そして第三の誤算が、表彰状をもらったら犬山城に行くつもりだったが15時15分まで動けなくなったことだ。

外に出て、飯でも食うかと思ったが、スシローしか見当たらないので朗読会を見学することにした。朗読は文学座所属の日景温子氏。さすが朗読劇にも出演しているだけあって見事だった。また、音響演出もなされており、ただで見せてもらうのが申し訳ないくらいだった。確かに昨年、賞状を受け取りに行った際に「素晴らしかった。」と言った職員の方の感想は一般論として正しかった。朗読された作品の中で特に気になったのは中学3年生が書いた「私たちにできること」という作文である。中学生200人を対象とした「可児市に大人になっても住み続けたいか」と「今の可児市が抱える問題」というアンケート結果を軸に現状と課題を整理し、これからの可児市について前向きにまとめており、清々しい作文だと感じた。また、短編小説の部では中学生の恋愛を扱った自分からは絶対に読もうとしないジャンルだが、「腹になにか冷たい水が広がり」とか「腹水はゆるゆると体温を持つ」という感情表現にはドキリとさせられた。

15時15分、引換券を持って賞状等をいただきに行く。優秀賞の俚謡には賞状の他、作品を書いてくださった短冊。

 

 入選の俳句は賞状のみで、短冊はなし。ちなみに筆者の作品は「営業の車日陰で昼寝中」

205ページもある作品集もいただいた。

最後に可児市文化創造センターの皆様、選んでいただい選者の先生方、本当にありがとうございました。

 

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