築上町 メタセの杜のメタセコイアの紅葉

 メタセの杜は県道58号線沿いにあり、築上町の物産館をはじめとして遊具のある芝生広場や、メタセコイアの並木道のある場所である。メタセの杜は一般公募により、物産館の周囲を取り囲む「メタセコイア」の林木にちなんだ名前だそうだ。

 写真は物産館。店頭では正月飾り等が販売されていた。

 物産館では、地元の農産物、豊前海の海産物、加工食品、弁当等の他、ブルーインパルスのキャップ等の航空自衛隊関連のグッズも販売している。店内には、飲食コーナーもあるが、座席数が少ないので、気候が良くて、天気が良ければお弁当を買って外で食べるのもよいだろう。

 物産館の脇には京築ブランド館。豊築森林組合林産物直売所として平成22年に開業し、「京築(けいちく)ヒノキ」等の木材を加工した木工品・製材品・小物などを販売している。

京築ブランド館の横にはブランコや小さなボルダリングも置かれている。

県道沿いには、T-33Aジェット練習機が展示されている。T-33はロッキード社が開発した複座のジェット練習機であり、シューティングスターの愛称を持つ。航空自衛隊では、1954年に68機が供与され、1955年からは川崎航空機によりライセンス製造され、合計278機が運用された。日本愛称愛称は「若鷹」だが、33から「サンサン」とも広く呼ばれた。最大速度マッハ0.7(時速850km)、航続距離2,000km、両翼端にオレンジ色の増槽タンクを持つ。

 T-33Aは2000年にすべて退役したが、展示されている機体は、1955年から1994年まで任務に就いていたようだ。ご苦労様である。尾翼の天狗のマークは、築城基地近くの英彦山の天狗がモチーフで、「天狗の如く山河を越え、鎮西の空を飛翔せよ」という想いが込められているそうである。

物産館裏手の国際交流館。メタセの杜のHPには「地域と地域の交流や、情報交換の場として開放しているふれあい空間」とあり、海外との交流実績等は触れられていない。

遊具も置かれている。その先はメタセコイアの林木。

F4-EJ改戦闘機。もともと米マクダネル・エアクラフト社が1950年代に開発したもので、ファントムの愛称で知られている。航空自衛隊では、1971年に運用を開始し、2021年にすべて退役している。総運用機数はEJを含めて140機、当初は輸入、次にノックダウン生産を経て三菱重工業でのライセンス生産となった。

F4-EJ戦闘機と言えば思い出されるのが、少年サンデーに連載されていた原作史村翔、作画新谷かおるの「ファントム無頼」だ。展示されているF4-EJ改戦闘機は1984年に改修されており、1978年から1984年までに連載された「ファントム無頼」に登場した機体は改修前の機体だろう。最大速度マッハ2.2(時速2,700km)、航続距離2,900km。もっとも漫画では、最高速度マッハ2.6を達成した話もあるが。

メタセコイアの遊歩道。

紅葉が綺麗だ。

物産館の裏には池。

鴨が泳いでいた。

メタセコイアの仲間は恐竜が闊歩していた中生代白亜紀に出現したとされ、北半球では6430万年前から260万年前までの新生代第3期の地層から化石が発見されていたので、すでに絶滅した化石植物と認定されたが、その直後、中国で現存していることが確認された。いわゆる生きた化石である。その後、メタセコイアは世界中で植栽されるようになった。

 

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