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九州一周電動アシスト自転車旅~4月26日 佐世保市早岐から唐津市その2

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  山道を登ると田園風景、このまま後は下るだけかと思ったらもう一山。唐津市に入ったのは14時半。 さらに山道を進み平木場ダムで休憩。住宅も増えてきている。  平木場ダムから坂を下ると唐津市街、下校中の学生さんをかわしながら唐津城へ。山越で疲れているので 100 円の舞鶴公園エレベーターで天守閣へ。ちなみに舞鶴は、唐津城を中心とした砂浜と松原が翼を広げた鶴のように見えるため舞鶴城とも呼ばれていたことによる。  この天守閣はもともとあった天守閣を再現したものではなく、昭和 41 年に文化観光施設として建てられたらしいが、景観としては素晴らしく唐津市のシンボルといえる。  天守閣の中は郷土博物館になっており、入場料は 500 円。唐津藩の資料や唐津焼などが展示されている。唐津城自体の歴史は、寺沢氏が 1608 年に築城し、その後城主が大久保、松平、土井、水野、小笠原と変わり廃藩置県となる。海の武士団、松浦党の歴史の展示もあり面白く見させていただいた。  最上階からの眺めは絶景である。ただし、この日は強風のためガラス越しなのは残念だった。  高島、 宝くじ当せんの御利益があるといわれる宝当神社がある島である。  帰りは徒歩で駐車場へ、堅牢かつ美しい城構えである。  17 時、河畔の宿 からつキャッスル着。きれいな宿。川に向かってテラスがあり、唐津城も見える。ここで佐賀県は 5 千円以上の宿は旅行支援の対象で割引と 2,000 円クーポンがつくことが判明。  買い出しを兼ねてクーポンが使えるところを探すため松浦川上流へ、最寄りのお菓子屋さんは閉店。松浦橋を渡ってトライアルへ、店員さんに確認したら使えるとのことで豪勢にクーポンを使う。それにしても唐津市は絵になる町である。夕暮も趣がある。気がつけばお城がライトアップされていた。   唐津ニャンコもどことなく気品がある。  城内橋と舞鶴橋を渡って宿に戻るとちょうど檜風呂の準備ができたとのことで入れて頂く。 夕食は特上握り寿司と中華クラゲ。発泡酒がうまい。 本日の支出は宿泊代(素泊まり旅行支援あり) 4,000 円、食費等(クーポン使用) 0 円 、唐津城 600 円 合計 4,600 円  400 円の黒字 九州一周電動アシスト自転車旅~一日平均5千円以内でできるか...

九州一周電動アシスト自転車旅~4月26日 佐世保市早岐から唐津市その1

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   4 月 26 日、晴れ。8時に日吉屋旅館出発。つげ義春さんの漫画に出てくる商人宿のような旅館だった。見送っていただいたおかみさんによると、お向かいも同じような宿だったが廃業してしまったとさみしそうに話してくれた。ここに泊まれたのは貴重な体験だったかもしれない。  長崎県をもっと周りたかったが、しあさっての4月2 9 日はゴールデンウィークの始まる昭和の日、あさってまでに帰り着かないとどうなるかわからないので、唐津~福岡経由の帰還ルートへ。まずは国道 35 号線を有田町方面に走る。市街地を抜けるとだらだらした坂道。佐世保バーガーの看板を横目で見つつ、9時半には再び佐賀県へ。   有田町中心部に向かう国道 35 号線から国道 202 号に移る。この分岐点から見える岡の上の建物は平成 8 年、世界・炎の博覽会の際に建造された炎の博記念堂のようである。  しばらく平坦な道が続くが、こちらの方面には有田焼はおろか陶芸の町を感じさせるものは見当たらない。ところが、伊万里市に入ると道のあちこちに伊万里焼が飾られている。お隣の有田町の陶器市は有名だし、世界・炎の博覽会も開催されているので、負けじと頑張っているのだろうか。旅行者としてはただで陶器を鑑賞できて、ありがたいことではあるが。  伊万里市街地で国道204号線へ。 11 時 55 分伊万里湾カブトガニの館到着。入り口に置かれている鉄製のカブトガニは迫力がある。敷地内にある祠はカブトガニ神社で夫婦円満、子孫繁栄にご利益があるとか。  館員の方はおられないようだが、開館中とのことなので、記帳して見学。立派なカブトガニが飼育されている他、ネオンテトラ等も飼育されていた。その他標本や生態などについても展示があり、奥には実験室のような施設もあった。  カブトガニ繁殖地を見学。ここ多々良海岸は産卵期( 6 ~ 8 月)になると 400 ~ 500 のカブトガニがつがいで訪れる日本最大級の生息・繁殖地であり、大潮のあと約 1 週間は産卵を間近で見ることができるとのことである。早岐瀬戸のカブトガニと言い、生物学を専攻した者として知らないことが実に多く、恥ずかしい限りである。  カブトガニ繁殖地の側にサイクルステーションらしき建物、りんりんロードというサイクリングロードがあるらしいが、国道を走...

九州一周電動アシスト自転車旅~4月25日 嬉野市から佐世保市早岐その3

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   12 時 50 分、ハウステンボス駅着。 ハウステンボスには過去 2 回訪れたことがあるが、駅からしていい雰囲気である。  ホテルオークラ JR ハウステンボス、アムステルダム中央駅を模したそうである。美しい建物は天候に関係ないようだ。 ハウステンボスへ向かう道は雨のせいか人影まばらで、それはそれでまた、趣がある。  ハウステンボス駅からハウステンボス入り口へは橋を渡るのだが、下を流れているのは早岐瀬戸で大村湾と佐世保湾を繋ぐ瀬戸である。長さ南北に約 11km 、幅員が平均 125m で狭いところは 10 m程度、水深は全域で 4m 前後なので、大型の船舶の航行は不可能である。この瀬戸にもカブトガニが生息しているとのことである。筆者の知る限り、カブトガニは自宅近くの北九州市曽根干潟の他、大分県杵築市、岡山県笠岡市等、瀬戸内海周辺の干潟のある場所に生息しているとの認識だったが、旅は新たな知識と発見を与えてくれる。  ちなみにカブトガニは甲殻類であるカニではなく、鋏角類であり、クモやサソリに近い。  雨は降り続いているが、少し弱くなったようなで前進。長崎国際大学のあたりで、再び雨が強くなるが、突っ走る。 13 時半には、宿泊先である早岐駅前の日吉屋旅館を発見。しかし、チェックインは、 15 時からなので、どこかで雨をしのがなければならない。近くに早岐公園というのがあるので、行ってみると運良く雨をしのぐ場所があった。  雨が小康状態になったので、早岐瀬戸を見に行くことにした。ハウステンボスあたりと比べて、かなり幅が狭くなっている。観潮橋の下はさらに狭く、かなりの急流で、近づくのが怖いほどだ。    再び早岐駅へ、ハウステンボス号が停車中だった。  15 時を過ぎたので、旅館へ、高齢のおかみさんが出てきてくれて、なんとか対応してもらい、ほどなくご主人が帰ってきて、いろいろ説明していただいた。この部屋は襖で廊下と仕切られており内側から鍵をかけられるが、外側には鍵はなく外出時は貴重品を持っていかなければならない。ここも、昔ながらの商人宿だ。部屋は広く、床の間には掛け軸、違い棚もあり、古いが立派な和室である。  雨に濡れたせいか、寒気がして布団に入っていると、女将さんがお風呂どうぞと声をかけてくれた。 風呂上がりに雨...