英彦山の高住神社へお参り 福岡県添田町

  まだ、ヒガンバナが咲いているのに紅葉はないだろうと思いつつ10月なのに気温が28度を超えていたので涼を求め英彦山へ。別所駐車場まで来ると気温は23度。さらに英彦山青年の家を過ぎて高住神社の駐車場では20度まで下がっていた。神社の入り口近くには、高住神社と彫られた岩。

駐車場側には「大天狗の宮 豊前坊 高島神社」と書かれた看板。

この気温なら、神社の階段を登っても苦にならないだろうと思い杖をお借りして参拝へ。

参道を登って行くと「獅子の口 今川水源」と彫られた石版の下に小さな湧き水。この流れが油木ダムに行き、行橋で大きな今川に成長し、やがて海に到達すると思うと不思議な感じがする。

苔むしているが、おそらく役行者であろう石像。さすがは修験道の山の神社。

長い石段を登ると大きな杉が見えてきた。

御神木「天狗杉」である。樹齢は850年から900年らしい。

境内には古びた由緒が書かれた看板。御祭神は豊日別命、天照大神、天火明命、火須勢理命、少名毘古那命の五柱。天照大神は高天原の主宰神で天岩戸神話が有名。天火明命はニギハヤヒノ命と同一神とされ物部氏の祖神。火須勢理命は海幸彦の弟で山幸彦の兄にあたる神。少名毘古那命は大国主の国造りに協力した小さな神。そして主神の豊日別命(とよひわけのみこと)は豊前豊後の開拓神で人々の病苦を救い、農業や牛馬安全の神として崇められてきた。創建は継体天皇の御代で西暦529年というから磐井の乱の直後、仏教伝来より少し前になる。

拝殿の扁額には、豊前坊と書かれている。豊前坊は、日本八大天狗の一人であり、この神社に住み、欲深い者に対しては子供をさらったり家に火を付けたりして罰を与え、心正しき者には願い事を聞き届けたり身辺を守護したりしたと伝えられている。ちなみに豊前坊以外の八大天狗は、愛宕山太郎坊(京都府)鞍馬山僧正坊(京都府)比良山次郎坊(滋賀県)飯綱三郎(長野県)白峰相模坊(香川県)相模大山伯耆坊(神奈川県)大峯前鬼坊(奈良県)である。

拝殿の横には社務所があり、若い男性が働いていた。さらにその横には豊前坊龍神の湧き水。ありがたくいただく。

境内にはホルシュタインと思われる牛の象。

神牛の像、こちらは1839年に五穀豊穣と牛馬安全を祈願して奉納されたとのこと。

駐車場に戻るとカエデの木が一部だけ紅葉していた。まだまだ秋は遠い。


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