投稿

北九州市若松区 高塔山公園のあじさい 2025

イメージ
   高塔山公園では、若松あじさい祭りが今年も開催される。ヤマアジサイが見頃を迎える6月1日にサブイベントが、西洋アジサイが見頃になるメインイベントが6月8日に開催された。祭りの最終日は6月15日だが、かなりの混雑が見込まれるため平日に行ってみた。 平日とは言え、第一駐車場はかなり車が来ていた。展望台の方に進むと斜面はアジサイで一杯。公園内には全部で約74,700株のアジサイがあるそうだ。 高塔山公園の石柱。公園の開設は1942年と古く、戦時中は高射砲陣地が置かれていた。1952年から、公園としての整備が再開され、1958年から1970年までロープウエイが設置されていたそうだ。  飾り花のあるヤマアジサイも咲いている。  ホンアジサイらしき花もたくさん。ホンアジサイにはオタクサとも言い。シーボルトの妻、「楠本たき」こと「オタキサン」から来ているとのこと。 展望台近くには、かっぱ封じの地蔵尊。コンクリート造りでモダンなデザインである。馬を池の中に引きずり込もうとした河童が捕まり、背中に舟釘を打ち込まれたという由来と、この話をもとに火野葦平が小説「石と釘」を書いたことが記されている。火野葦平の代表作には「麦と兵隊」や「花と竜」のように「と」がつく作品が多いような気がする。   お堂に安置されているのは、地蔵尊と言いつつ、虚空蔵菩薩。背中には釘が刺さっているとのこと。 展望台からの景色。赤い若戸大橋は存在感がある。煙突から煙が出ているのは日本製鉄 九州製鉄所だろうか。 赤が鮮やかなアジサイ。スカーレットマナスルと思われる。 駐車場近くにもアジサイが植えられている。若松あじさい祭りの後もしばらくは、アジサイの花を楽しむことが出来そうだ。

福智町 足利尊氏ゆかりの興国寺

イメージ
足利尊氏というと、最近では「逃げ上手の若君」で妖怪じみたキャラクターとして登場しているが、福智町にゆかりの寺があるというので行ってみた。福智町教育委員会の立て看板によると足利尊氏が、安国寺の第一位の寺として天目山寳覚寺から安国福城山泰平興国寳覚禅寺と改めたとあり、ゆかりがあることが読み取れる。ちなみに安国寺とは、足利尊氏が国家安泰の祈願と戦死者供養のため全国六十六カ国に建立、あるいは指定した寺らしい。 立派な二重屋根の山門楼である。扁額には「天目山」と朱書きされているのだろうか。 山門を抜けると石の橋が架かる堀のような池。正面には本堂。 本堂の前にはお地蔵さん。屋根には小笠原家の家紋である三階菱。 本堂の扁額の脇には力士像。寺の屋根を支えているのかな? 境内には「墨染めの桜」。九州に落ちのび、ここで再起を図った足利尊氏が、つぼみのついた桜の枝を切り、逆さに地中に挿して「今宵一夜に咲かば咲け 咲かずば咲くな 世も墨染の桜かな」と今後の戦運を占った伝説にまつわる桜。果たして桜は一夜にして咲き、その勢いで京に上り室町幕府を開いたとか。 興国寺仏殿(観音堂)。南北朝の作と言われる千手観音が安置されており、足利尊氏の守り本尊だとか。 鐘撞き堂と山門。 三毛猫ちゃん。かわいい声で鳴いてくれたが、警戒は解かなかった。 尊氏の隠れ穴への案内板。 足利尊氏は当初は、鎌倉幕府側について後醍醐天皇と戦うが、 1333 年 2 月、後醍醐天皇は隠岐島を抜け出し、再び鎌倉幕府に対して挙兵した際には寝返り、鎌倉幕府を滅ぼすに至る。(逃げ上手の若君のストーリーはここからはじまる。) その後、建武の新政の際に北条時行(逃げ上手の若君)が起こした中先代の乱を後醍醐天皇の命令を無視する形で鎮圧。そのまま鎌倉に居座ったため新田義貞に賊軍として討伐を命じる。ところが、箱根・竹之下の戦いで新田義貞が敗走。足利尊氏は勢いに乗って京を制圧。後醍醐天皇は、比叡山に逃げ込むが、楠木正成や北畠顕家が反撃。足利尊氏は九州まで逃げることになった。 尊氏の隠れ穴は、尾根筋の斜面にある。 転落防止のロープがはられており、中に入ることは出来ない。 隠れ穴の入り口は、狭く、見た感じ大勢が隠れられそうにはない。敵が迫ったら一時的に身を隠すために準備していたのだろうか。 境...

北九州市戸畑区 夜宮公園の花菖蒲

イメージ
   夜宮公園は、戸畑区の住宅街に囲まれた丘陵地にあり、花菖蒲が有名である。本年は6月1日に「第37回とばた菖蒲まつり」が開催された。 夜宮公園には、日本庭園と夜宮池の2箇所に35種7千株(約2万本)の菖蒲が植えられているそうだ。 まずは、日本庭園に近い有料駐車場に車を止めて、日本庭園へ。見事に咲いている。 「柴衣の誉」だろうか、濃い紫の花が主体で、薄紫や白っぽい花も混じっている。 小さな太鼓橋の向こうに咲く菖蒲、奥の木立も涼しげだ。 一通り見て回って公園の奥へ。 道標に従って、夜宮池のへ行こうと思ったが、山越えのようなので、明治学園のグランドの横を通り、迂回することに。 結局、日陰のない遠回りになってしまった。 夜宮池は日本庭園と比べて水が豊富だ。 大きな鯉も泳いでいる。 涼しげな花の「夏姿」。 黄菖蒲も咲いている。  夜宮池の奥には、日本庭園へ至る階段。  階段を登り、振り返ると次に主役であるアジサイが咲き始めていた。

福岡県みやこ町 豊津花菖蒲公園2025

イメージ
    豊津花菖蒲公園では3,000株、約4万本、約50品種の花菖蒲が 5 月下旬から 6 月中旬まで、白や紫の花を順々に咲かせるとのことで、5月も下旬になったので行ってみた。 小雨の降る中、菖蒲園に行ってみると…咲いている菖蒲が少ない。「みやこ町花しょうぶまつり」は、6月7日と8日予定なので、早すぎたか。 菖蒲祭りの俳句ポストが寂しげに雨に打たれている。 それでも、ポツリポツリと咲いている。 花菖蒲は品種が多く、この花は 「利根川」に似ているようで、花色が薄くて上品だ。 濃い紫の花もある。 アジサイも開花の準備を進めている。 反対側は、全く咲いていない。これからだろうか。 公園内の使用禁止の遊具も雨に濡れて寂しそうだ。少子化という言葉がよぎる。 みやこ町豊津トレーニングセンター。パワージョグ、エアロバイク、レックカール、ダンベル等各種トレーニング器具を取り揃えているそうだ。この日は利用者がお一方いるようだ。料金は、1回町内なら、310円、町外なら520円。1ヶ月町内なら、3,140円、町外なら5,230円。町外ならチョコザップのほうが圧倒的安い。 みやこ町豊津B&G海洋センターも隣接している。  概ね2週間後には、無事に花菖蒲が咲きそろって「花しょうぶまつり」が盛り上がることを願うばかりだ。  

添田町 英彦山花園の「ハンカチノキ」

イメージ
   英彦山花園で「ハンカチノキ」が見頃を迎えたという一週間前のニュースをもとに行ってみた。英彦山花園は、スロープカーの花駅の近くにある。   英彦山花園のゲート。入園料は、料金箱に入れるシステムでほぼ性善説に基づいている。ほぼというのは、防犯カメラ作動中というステッカーが貼られているからである。 入り口近くの池とツツジ。  園内を通過するスロープカー  ヤマボウシが咲いているが、見頃は過ぎているようだ。  ハンカチノキ。もともと、中国南西部(四川省、雲南省付近)に分布しており、標高 1500 ~ 2000 mに自生しているらしい。かつては、「第 3 紀の植物」、「生きた化石」ともいわれていたとか。  かろうじて白いヒラヒラしたものが見える。これは、花びらではなく葉が変形した部分で、「苞葉(ほうよう)」というそうで、太陽の紫外線から花を守る傘の役割をしているとのこと。  どうやら見頃は過ぎているらしい。木の下の地面には白い苞葉が役目を終えて散っていた。  園内には、これまた見頃を過ぎた藤棚。  元気なのは、シャクナゲ。標高が高いせいかまだ咲いている。  来年は見頃のハンカチノキを見たいものだ。