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嘉麻市 おのだにアジサイロードと高木神社 2024

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小野谷地区は、嘉麻市の南端に位置し、標高 100m 前後の純農村地帯で、古くから水稲を中心とした営農が行われていた。2007年に地域住民でつくる「小野谷あじさい愛好会」を発足し、市道沿いやあぜ道にアジサイの植栽を行い、約4,000本までになっているらしい。 また、この地区は地域農業の維持のため設立された「農事組合法人小野谷の郷」の活動や集落での防災活動等が認められ、平成30年度豊かなむらづくりの全国表彰において農林水産大臣賞を受賞している。  嘉麻市中心部から国道211号線を東峰村方面に走るとあじさいロードの看板が右手に見えた。集落内の道の邪魔にならない場所に駐車して、アジサイを見てまわる。 小雨の中、集落のあちこちにアジサイ。  防護柵とアジサイ。この防護柵も集落の人が一丸となって自主施工したとのことである。  小川を挟んでアジサイ。  ヤマアジサイもある  少し枯れ始めている花もある。 ユリの花が咲き始めている。 杉林とアジサイと青田。 アジサイの青が曇天に映える。 あじさいロードの起点付近に鳥居。  県社高木神社と彫られた石柱。昭和3年に県社に昇格したらしい。明治時代から太平洋戦争後まで続いた近代社格制度は官社、諸社、無格社の順で、県社は諸社に含まれる。諸社の社格は県社、郷社、村社の順であり、相当高い格式が与えられていたようだ。  苔むしてはいるが、立派な参道と鳥居。  杉木立の奥に本殿が見えてきた。  本殿は立派だが、社務所はない。常駐の神主さんもいないようだ。小野谷神社々記によると、「昔神武帝東征の時、宇佐島より高羽(田川)を経て筑紫の岡田に出で給う途次、山田の邑(熊田村)を過ぎ宮野の邑に躬親ら高皇産霊神を斎き祀れり。」とあり祭神は高皇産霊神である。さすがに、神武天皇の時代に創建されたとは考えにくいが平安時代まで、その歴史は遡れそうである。その後、明治時代の神仏分離まで英彦山四十八行事社の大行事社(英彦山の出張所兼出城のような役割か?)となっていた。ちなみに、この周辺だけでも他に4箇所高木神社が存在する。  隣には貴船神社。水神とされており、農耕に不可欠な神様だ。全国各地にあり、UFOの飛来地だったという説もあるが、どうだろう。  おのだにあじさいロードの看板、よく見るとかなりくたびれてい...

小倉南区道原浄水場とその先

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小倉南区の道原浄水場は、菅生の滝に行く途中にある。トイレも設置されている駐車場から、すぐの場所に土堰堤があり、ここから浄水場を見下ろすことができる。 浄水場に水を供給する貯水池は、近代化産業遺産に認定されている。近代化産業遺産は、経済産業省が認定した日本の産業の近代化に貢献した建造物や機械などで、地域観光資源として活用することにより、地域経済活性化を目的としているらしい。残念ながら、ここは看板があるだけで、観光資源になっているとは、到底思えない。 もちろん、この静かな水面が観光客だらけになるのは嫌だけど。 明治23年に建てられた道標。「左あかまつの?」と書かれているようだ。現代の道標には「行き止まり」と表示されているが。 「行き止まり」と表示されている方に行くと、道原貯水池。大正2年に佐世保鎮守府の吉村長策建築科長が場所の選定及び設計を行い完成した。旧小倉市最初の浄水場である。 道は貯水池を横切り、対岸に続いている。対岸には、横道があり、林道麻生線があるが、ゲートが閉鎖されている。行き止まりと言えばそうだが、本道は続いている。 舗装された本道は畑川沿いに奥の方へ。電信柱があるので、なんらかの施設があるのだろうか。 防犯灯も設置されている。 畑川に架かるはたばし。 作業用らしき建物。田植えのための苗も準備されている。  魚を飼っているのだろうか?  前方に数軒の家が見えてきた。 誰かいるようだ。 よく見たら案山子だった。 上畑橋が集落の入り口のようだ。ここまで行き止まりと分かっていて、歩いて来ただけでも十分に不審人物だろう。この先に進むと住民の方に通報されても仕方が無い。 集落の入り口付近には、アジサイが綺麗な花を咲かせていた。道標が建てられたのは130年以上前だから、それ以前から人が住んでいたのであろう。道標にある「あかまつ」だが、この近くの山上に赤松太郎義祐の居城である赤松城跡があり、地名の由来はそこからだろうか。

北九州市若松区 高塔山公園のあじさい 2024

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高塔山公園は、慶長年間、麻生氏の出城があった標高124mの高塔山の山頂にある。公園の開設は1942年と古く、戦時中は高射砲陣地が置かれていた。1952年から、公園としての整備が再開され、1958年から1970年までロープウエイが設置されていた。   平日にも係わらず第一駐車場は満杯。第二駐車場に車を入れる。ちなみに第三駐車場まであるが、あじさい祭りの際は臨時駐車場も用意されるらしい。駐車場を出ると早速アジサイ。  飾り花のあるヤマアジサイも咲いている。  若松あじさい祭りの看板。今年で26回目になるらしい。今年のサブイベントは、ヤマアジサイが見頃になる5月26日と6月2日、メインイベントは西洋アジサイが見頃になる6月9日と6月16日。  展望台前には色とりどりのアジサイ。 高塔山公園の石柱。歴史を感じさせる。 かっぱ封じの地蔵尊。コンクリート造りでモダンなデザインである。 馬を池の中に引きずり込もうとした河童が捕まり、背中に舟釘を打ち込まれたという伝承があり、この話をもとに火野葦平が小説「石と釘」を書いたことが記されている。火野葦平の代表作には「麦と兵隊」や「花と竜」のように「と」がつく作品が多いような気がする。 お堂に安置されているのは、地蔵尊と言いつつ、虚空蔵菩薩。背中には釘が刺さっているとのこと。 玄界灘とアジサイ。 展望台からの景色。猫の島として、そしてブルバスターの龍眼島のモデルとして脚光を浴びている藍島や白島石油備蓄基地が見える。 若戸大橋もよく見える。 ここからの夜景は、「河童の隠した宝石箱」と称され日本夜景遺産に認定されている。 アジサイは、約74,500株あるそうだが、種類も豊富だ。写真はスカーレットマナスルだろうか。 高塔山野外音楽堂の方にもあじさい。  清楚な白いアジサイ。  アジサイの色の変化が楽しい。  ヤマアジサイの仲間。ジョウガサキに似ている。  こちらは、スミダノハナビだろうか。  駐車場の近くから、少し登ったところに吉田磯吉の銅像。  川ひらたの船頭から身を起こし、石炭業界に君臨し、政治家になった人物だそうだ。当初は洞海湾を見下ろす場所に銅像が建てられたそうだが、今では木が鬱蒼として見下ろすことはできない。  あじさいまつりのイベントは、6月16日で終了する...